グルタチオンとは

グルタチオンは、グルタミン酸・システイン・グリシンという3つのアミノ酸が結合したトリペプチドです。もともとヒトの体内にも存在する物質として知られ、近年は韓国コスメを中心に化粧品への配合が進んでいます。

化粧品としては、うるおいを与えて肌をすこやかに保ち、透明感のある肌印象をめざす目的で配合されることが多い成分です。配合量がppmで表記されることもあり、製品選びの目安にされています。

ビタミンC(ビタミンC誘導体)とは

ビタミンCは、正式にはアスコルビン酸と呼ばれる水溶性のビタミンです。スキンケアの世界では長く親しまれてきた定番成分で、透明感のある肌印象をめざすケアに広く使われています。

「誘導体」が多い理由

化粧品の成分表示を見ると、「ビタミンC」ではなくリン酸アスコルビルNaアスコルビルグルコシドといった名称を目にすることが多いはずです。これらはビタミンC誘導体と呼ばれるものです。

ビタミンC(アスコルビン酸)そのものは、水に溶けた状態で変化しやすい性質が知られています。そのため化粧品では、より扱いやすく設計された誘導体の形で配合されるケースが多くあります。誘導体にはいくつも種類があり、水溶性・油溶性などタイプによって使用感が異なります。

知っておきたい制度上のポイント

ビタミンC誘導体の一部は、日本では医薬部外品の有効成分として承認された例がある成分です。ただし同じ成分名でも「医薬部外品」と「化粧品」では表示できる内容が法律上異なり、化粧品として配合されている製品では、医薬部外品のような効能・効果をうたうことはできません。お手持ちの製品がどちらかは、パッケージの表示で確認できます。

2つの違いを比較

並べて見ると、由来も配合設計の考え方も異なることがわかります。

項目グルタチオンビタミンC(誘導体)
分類・由来アミノ酸3つからなるトリペプチド水溶性ビタミン(およびその誘導体)
表示名の例グルタチオンリン酸アスコルビルNa、アスコルビルグルコシド など
化粧品での目的うるおいを与え、透明感のある肌印象をめざすケア同上(定番成分として広く配合)
種類の幅基本的に1種類誘導体が多数あり、使用感に幅がある
配合の広がり韓国コスメを中心に拡大中世界的に定番として普及
保管の注意光や熱を避けたい光や熱を避けたい

大きな違いは「種類の幅」です。グルタチオンはほぼ1種類なので製品選びがシンプルですが、ビタミンCは誘導体の種類によって使用感がかなり変わります。ビタミンC製品を選ぶときは成分名までチェックすると選びやすくなります。読み方は化粧品の成分表示の見方でまとめています。

一緒に使える?

結論として、併用している方は多くいらっしゃいます。実際、グルタチオンとビタミンC誘導体を同時に配合している製品も市販されています。処方として同居できるということは、日々のスキンケアで重ねて使うことも一般的に想定されている、と言い換えられます。

ただし、ナイアシンアミドとの併用と比べると、ビタミンCは少しだけ様子を見たい組み合わせです。理由は使用感の幅にあります。

不安な場合は、2つを朝と夜に分けて使う方法もあります。まずは片方を使い慣れてから、もう片方を少量ずつ加えていくのが安心です。

使う順番と朝夜のタイミング

スキンケアの基本は「テクスチャーの軽いものから重いものへ」です。美容液は2本重ねてかまいません。

  1. 洗顔
  2. 化粧水
  3. 美容液① さらっとしている方
  4. 美容液② とろみのある方
  5. 乳液・クリーム
  6. 日焼け止め(朝のみ)

ここでも大切なのは、「どちらの成分か」ではなく「どちらがさらっとしているか」で決めるという点です。お手持ちの2本を手に取って、軽い方を先に使ってください。1本目がなじんでから(30秒ほどが目安)2本目を重ねると、肌の上でよれにくくなります。

朝夜どちらの時間帯でも使えます。朝に使う場合は、仕上げの日焼け止めを必ず重ねてください。スキンケア全体の流れは韓国スキンケアの順番でも解説しています。

関連成分・関連商品

LUMINOVEでは、グルタチオンを配合した韓国スキンケアを取り扱っています。化粧水・美容液をライン使いすると、うるおいを与えるケアを重ねやすくなります。

グルタチオン30,000ppm配合の美容液と、あわせて使える化粧水をご用意しています。

グルコラ セラムを見る →