加水分解エラスチンとは(初心者向け解説)
加水分解エラスチンとは、エラスチンというタンパク質を「加水分解」という方法で細かくし、化粧品に配合しやすくした保湿成分です。全成分表示にもこの名前で記載されます。
エラスチン自体は、もともと肌の内部でコラーゲンとともに存在しているタンパク質として知られています。ゴムのように伸び縮みする性質があることから、コラーゲンが建物の「柱」なら、エラスチンはその柱を束ねる「ゴムバンド」にたとえられることが多い成分です。
※ここで大事な正直な話をひとつ。化粧品に配合される加水分解エラスチンは、肌の内部のエラスチンを増やすものではありません。あくまで角質層にうるおいを与えて、肌をすこやかに保つための保湿成分です。この点を誠実に書いていない記事も多いので、覚えておくと化粧品選びの目が一段階上がります。
コラーゲンとの違い
どちらも保湿成分としてスキンケアに配合されますが、由来となるタンパク質の性質にちなんで、語られ方に違いがあります。
- コラーゲン:肌のハリの話で主役になることが多い定番成分。化粧品では、うるおいを与えて肌表面をなめらかに整える保湿成分として使われます。
- エラスチン:コラーゲンとセットで語られる「相棒」的な存在。同じく保湿成分として、うるおいのあるしなやかな肌印象へ整えます。
つまり化粧品の世界では「どちらが上」という関係ではなく、一緒に配合されてこそ語られる組み合わせです。さらにヒアルロン酸を加えた3つは、保湿成分の定番トリオとしてよく採用されています。コラーゲンについて詳しくはナノコラーゲン(300Da)の解説記事もどうぞ。
グルコラ スキン・ローションに新配合されました
実はこの加水分解エラスチン、2026年8月のリニューアルでグルコラ スキン(化粧水)とグルコラ ローション(乳液)の両方に新しく配合されました。
リニューアルの主な変更点は次のとおりです。
- 化粧水・乳液の両方に加水分解エラスチンを新配合
- 化粧水にはヒアルロン酸Naも新配合(グルタチオン・コラーゲンエキスと合わせて保湿の定番トリオに)
- 乳液は容器がポンプ式になり、内容量は100mlに変更
- 価格はどちらも据え置き
配合成分の全リストは、各商品ページの「全成分」欄に実物パッケージの表示どおり掲載しています。気になる方はそちらでご確認ください。
選び方と使い方
エラスチン配合の製品を選ぶときは、単体配合よりもコラーゲンやヒアルロン酸と一緒に配合されているかを見るのがおすすめです。保湿成分は組み合わせで設計されていることが多いためです。
使い方は普段のスキンケアと同じで大丈夫です。化粧水でうるおいを与えたあと、乳液で閉じ込める。グルコラ スキンとローションはどちらにもエラスチンが入っているので、ライン使いすると同じ設計思想のまま最後まで仕上げられます。
こんな人におすすめ
- 乾燥によるごわつきが気になる方
- うるおい不足でハリ感のなさを感じる方
- コラーゲン配合のスキンケアが好きで、一歩深く選びたい方
使用時の注意点
製品によって配合される他の成分が異なります。初回使用前にパッチテストを実施し、肌に異常がある場合は使用を中止することをおすすめします。
関連成分
一緒に配合されることが多い成分もチェックしてみてください。